韓国ドラマ『武神』に登場するウォラ。
キム・ジュン(金俊)の幼馴染で、妹のような存在でしたね。
キム・ジュンとともに寺で育ちますが、悲劇に巡り合い、崔氏家の家内奴隷として働くことになりました。
そんなウォラですが、実在した人物なのでしょうか。
ウォラは実在した人物ではありません。
ドラマ上の架空の人物になります。
ここでは、高麗の歴史書『高麗史』に基づき、ドラマでウォラという人物が登場した背景について考察してみます。
ただ、筆者の推測に過ぎないことをご了承ください。
以下ではドラマのネタバレを含みます。ご注意ください。
キム・ジュンには前妻と後妻がいた
キム・ジュンの前妻と後妻
『高麗史』によれば、キム・ジュン(金俊)には、前妻と後妻がいたといいます。
しかし、前妻も後妻も具体的な記録がなく、どのような人物だったのかはよくわかりません。
名前や生没年も伝わってません。
キム・ジュンについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

キム・ジュンの前妻がウォラ?
ドラマの前半では、キム・ジュン(金俊)がウォラと婚約しました。
ところが、ウォラは萬宗(マンジョン)から辱めを受けたことで、キム・ジュンと結婚する前に自害してしまいます。
一方で、ドラマの後半では、キム・ジュンはアンシムという女性に出会い、やがて結婚することになりました。
ドラマでは、キム・ジュンの婚約した女性が二人いたことになります。
このように見てきますと、ドラマでは、キム・ジュンの「前妻」にウォラを、「後妻」にアンシムを当てはめた可能性があります。
正確に言えば、ウォラはキム・ジュンと結婚する前に亡くなってしまったので、「妻」ではないですが…。
ちなみに、アンシムは実在した女性ですが、彼女がキム・ジュンの「後妻」であったかどうかは、定かではありません。
アンシムはチェ・ウ(崔瑀)の妾(そばめ)でした。
アンシムについては、以下の記事で解説しております。併せてご覧ください。

参考文献
『高麗史』巻130、列伝第43、叛逆、金俊
