プロフィール

運営者:宮山朱理(みややましゅり)
日本大学大学院文学研究科史学専攻修了(修士・文学)
主な活動・執筆実績:
- [コラム]「在唐新羅人の出現と衰退」『史考』6号、2025年
※本文は史考会ホームページで公開されています。 - [コラム]「円仁の巡礼ルート復元におけるGIS活用の試み」『アジア遊学』307号、勉誠社、2025年
小学生の頃、韓国時代劇にドハマリ。それがきっかけで、朝鮮半島の歴史に興味を持つようになりました。特に、古代史(三国~統一新羅)が好きです。
大学・大学院では東洋史(主に朝鮮古代史)を専攻し、歴史史料を読み解く訓練を積んできました。現在は、その知識を活かし、ドラマの背景にある「生きた歴史」を紐解く活動をしています。
このブログでは、単なるドラマのあらすじ紹介ではなく、『三国史記』や『高麗史』といった史料を直接活用し、登場人物の真実の姿や、当時の歴史、社会制度などを分かりやすく解説しています。
読者の皆様の「知りたい!」という好奇心が満たされ、ドラマ視聴がさらに楽しくなるような、深掘りした情報をお届けすることを目指しています。
ブログを開設したきっかけ
韓国時代劇を視聴していて、「この人物は実在するの?」「もっとこの事件について詳しく知りたいな」と、胸が躍るような好奇心を抱いたことはありませんか?
私はよくあります。
そのたびに、ドラマを見ながら片手にスマホを取り、すぐにインターネットで調べたくなります。
ところが・・・
インターネット上に知りたい情報がない…!そういうことがよくあります。皆様も経験があるのではないでしょうか。
もちろん、wikipediaや解説サイトが情報を提供してくれることもあります。ただ、情報量が少なかったり、日本でマイナーな人物や事件については取り扱われていなかったりします。
そういうときにすごくモヤモヤしませんか?好奇心を抱いた「今だからこそ」知りたい情報を、今すぐに知ることができないのです。
私の場合、インターネット上に情報がなければ、ドラマを見終わってから、文献や史料に当たって調べます。
インターネット上にない情報も、文献や史料にはほぼ必ず書いてあるからです。
しかし、そういった文献は誰もが容易にアクセスできるものではありませんし、史料は漢文で書かれているので、一朝一夕で読めるものでもありません(漢文を読むための勉強をする必要がある)。
これでは、文献や史料を読めない人は史実を知ることができません。
ドラマを見ていてせっかく好奇心を抱いたのに、その好奇心を満たせない。それはとてももったいないことだと思います。
誰もがドラマを見ながらスマホ片手に、「知りたい!」と思った情報にアクセスでき、好奇心を満たすことのできる、そんな「かゆいところに手が届く」コンテンツは作れないか。
当ブログは、こうしたビジョンをもって開設されました。
コンテンツの種類
当ブログでは、主に以下6種のコンテンツを扱っています。
- 韓国時代劇に登場する登場人物の解説
その登場人物は実在するのか。実在する場合、史料に基づいて解説します。 - 韓国時代劇で登場する制度の解説
文献・論文・史料を参照し、その制度について解説します。例えば、官職制度・身分制度などが挙げられます。 - 韓国時代劇で起きる事件の解説
文献・論文・史料を参照し、その事件について解説します。 - 韓国時代劇の時代背景の解説
文献・論文・史料を参照し、その時代背景を解説します。 - 朝鮮半島史の時代ごとの解説
文献・論文・史料を参照し、古代~現代までの朝鮮半島史を時代ごとに解説します。例えば、「新羅の歴史」「高句麗の歴史」などが挙げられます。 - 漢文史料の書き下し及び現代日本語訳
漢文史料を書き下し及び現代日本語訳にします。現在、日本では和訳本のない、『高麗史』の書き下し及び現代日本語訳に取り組んでいます。
コンテンツ制作のポリシー
当ブログでは、いずれの種類のコンテンツにおいても、文献・論文・史料に基づいて執筆を行ない、可能な限り客観的かつ正確な内容を提供するよう万全を期しています。
そのため、各記事の末尾には、参考文献リストを掲載しています。
なお、諸説がある場合は、特定の説に偏らず複数の視点を紹介します。
また、原則として、筆者の意見・推測・解釈は最小限に抑えます。
ただし、それらがあったほうが分かりやすいと判断される場合には、筆者の意見・推測・解釈を記載することがあります。
その際には、筆者の意見・推測・解釈であることが分かるような表現で記載するようにしています(例:吹き出しを使う、「思われます」「考えられます」などの表現を利用する、など)。
歴史というコンテンツを扱う以上、どのようにしても、書き手の解釈が入ることは避けられません。それは、学者が書いた学術論文であっても然りです。
当ブログも、筆者の解釈を含むものであることをご留意いただきますようお願いいたします。
もし、記述内容に誤りや事実誤認、あるいは最新の知見と異なる点など、お気づきの点がありましたら、お手数ですが、お問い合わせフォームよりお知らせいただければ幸いです。
頂いたご指摘は真摯に受け止め、史料等を確認のうえ、必要に応じて速やかに加筆・修正を行なってまいります。
参考にしている史料
当ブログでは、主に以下のような史料を活用しています。
- 『三国史記』
新羅・百済・高句麗の歴史が書かれた歴史書。12世紀(高麗時代)、金富軾によって編纂された。朝鮮古代史の基本史料。 - 『三国遺事』
新羅・百済・高句麗などの歴史が書かれた私撰史料(国家的に編纂されたものではなく、個人が書いた史料)。13世紀(高麗時代)、僧侶一然による撰。朝鮮古代史の基本史料。 - 『高麗史』
高麗の歴史が書かれた歴史書。15世紀(朝鮮王朝時代)、鄭麟趾らによって編纂された。高麗史の基本史料。 - 『高麗史節要』
『高麗史』を要約した歴史書とされるが、『高麗史』に収録されていないオリジナルな内容も多数含む。15世紀(朝鮮王朝時代)、金宗瑞らによって編纂された。高麗史の基本史料。
※史料を活用する際には、訳本(韓国語の訳本を含む)を参照する場合と、直接筆者が漢文史料を解読する場合があります。
そのほか、文献・学術論文(韓国語・朝鮮語のものを含む)も参考にしています。
ここでは挙げきれませんが、参考としている史料・文献は記事ごとに明示しているため、詳しくは各記事をご覧ください。
今後のビジョン
まだまだコンテンツが少ないので、まずはコンテンツを充実させることが今後の目標です。
このブログを開設したのも、インターネット上で発信されていない情報や、日本ではマイナーな人物や事件を取り上げ、読者の皆様の好奇心を満たすことのできる、「かゆいところに手が届く」コンテンツを作りたかったからです。
そのためには、コンテンツ量は命です。今はまだまだ全く足りていません。
将来的には、いろいろな時代劇を取り上げつつも、その中の一人の人物、一つの事件について、これでもかというほどに網羅的に取り上げて解説する、そんなブログに仕上げたいと考えています。
他方では、『高麗史』の書き下し及び現代日本語訳に取り組んでいます。漢文の知識がなくとも、誰もが高麗の歴史書を読むことができる場所を作りたいと思っています。
とても時間のかかることですが、長い目で見守っていただければ嬉しいです。
著作権・免責事項
当ブログでは、史料の現代語訳や独自の解釈を掲載しています。引用の際は、適切な出典明記をお願いいたします。詳細な規約や免責事項については、プライバシーポリシーをご確認ください。