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プロフィール

一井春紀といいます!

朝鮮半島の歴史に関心があります。

小学生の頃、韓国の時代劇にドハマリ。それ以来、朝鮮半島の歴史に興味を持つようになりました。大学では歴史学科に所属し、東洋史を学んでいました。現在は大学院に進学し、朝鮮古代史に関連する研究をしています。

当ブログでは、自身のこれまでの学びを活かして、朝鮮半島の歴史をわかりやすくお伝えします!

当ブログの目的

当ブログは、子どもから大人までもっとたくさんの方々に、「朝鮮半島の歴史を知ってもらいたい」という想いのもと立ち上げました。

というのも、日本では朝鮮半島の歴史があまり知られていないためです。

ここで質問です。皆様は「朝鮮半島の歴史」と聞いて、何が思い浮かびますか?関連する人物名、国名、地名、事件名など何でも構いませんので、できるだけたくさん挙げてみてください。

どうでしょうか。恐らく、それほどたくさんは挙がらなかったのではないでしょうか。解答例を下に提示します。

  • 人物名広開土王クァンゲトワン(こうかいどおう)、王建ワン・ゴン(おうけん)、李舜臣イ・スンシン(りしゅんしん)、李成桂イ・ソンゲ(りせいけい)など
  • 国名新羅シルラ(しんら/しらぎ)、百済ペクチェ(ひゃくさい/くだら)、高句麗コグリョ(こうくり)、高麗(こうらい)、李氏朝鮮りしちょうせんなど
  • 地名慶州キョンジュ(けいしゅう)、開城ケソン(かいじょう)、漢城ハンソン(かんじょう)、平壌ピョンヤン(へいじょう)など
  • 事件名白村江はくそんこう(はくすきのえ)の戦い、壬辰じんしん丁酉倭乱ていゆうわらん江華島カンファド事件(こうかとうじけん)、甲申政変こうしんせいへん、朝鮮戦争など

見たことのある用語もあったかもしれません。実は上の解答例はすべて、高校の世界史で登場する用語です(一部、日本史でも登場します)。世界史を学ばれている方、あるいは歴史好きな方は、馴染みのある用語があったことと思います。

一方で、中にはこれらの用語を初めて見た方もいたことでしょう。もしくはうろ覚えで、「そんなのもあったなー」という感想を持たれた方もいるのではないでしょうか。

ですが、それは全くおかしなことではありません。先ほど述べたように、そもそも朝鮮半島の歴史というのは、日本ではあまり知られていないからです。

ではそれはなぜなのでしょうか?

その理由は、高校までの教育で朝鮮半島の歴史を学ぶ機会がほとんどないことだと考えられます。

事実、高校の世界史では、朝鮮半島の歴史はごく僅かしか扱われていません。恐らく、中国の歴史と比べると分量は10分の1にも満たないのではないでしょうか。

朝鮮半島というのは、日本列島のいわば「お隣さん」です。とりわけ、現在の韓国は「隣国」であり、日本との関係がとても深い国です。テレビや新聞でも、朝鮮半島に関連するニュースはよく目にするでしょう。現代の私たちにとって、朝鮮半島は身近な存在なのです。

だからこそ、朝鮮半島の歴史を学ぶことには意義があります。歴史を学べば、ニュースもより深く理解することができます。そして、何よりも朝鮮半島の歴史は面白いです。

けれども、学校教育では十分に学べないのが現実・・・。

そこで、私は、子どもから大人まで誰もが朝鮮半島の歴史をわかりやすく学べる場所を作ることにしました。これが当ブログの始まりです。

当ブログが、朝鮮半島の歴史を知ったり、興味を持ったりするきっかけになれば大変嬉しく思います。